ベニーズワルツ

ベニーズワルツの曲はフレーズ(音楽の楽句)がはっきりしています。

とくに競技会で踊るときは、音楽の頭、8小説、16小説でフィガーをチェンジするよう踊ります。
通常はナチュラルターンでコーナーをまわり、チェンジしてリバースターン、チェンジしてナチュラルターンというようにLODに沿って踊り、中央があいているときは、リバースターンで中央に入っていきリバースフレッカールにつづけます。

リバースフレッカールからリバースターンで終わることもできますが、通常はチェックして、ナチュラルフレッカールにつづけ、ナチュラルターンで再び外に出て行き、LODで踊り続けるのが一般的です。
ナチュラルターンで中央に入っていき、ナチュラルフレッカールに入ることもできますが、この方法は難しいのでおすすめできません。
リバースターンでコーナーを回ることもできますが、回転量が大きくて難しいことと、スピードが落ちるのでこれも難しくおすすめできません。

アペル

パソドブレのアペルですが、床に対して音をたてて行うことがすべてではありません。

クローズドポジションからプロムナードポジションへの移り変わり、組んでいないほうのアームを内側から外側へ回す動作とともにボディを逆LODからLOD方向へ回転させる。

サイドの伸ばす、縮める動作を十分に行い、手や指、腕に余計な力をいれません。

フィガーからフィガーのつながりをスムースにつなげましょう。

パソドブレの踊り方

パソドブレはモダン種目のようにLODに沿って踊ります。

フィガーにより男性が壁に面して始めたり、LODや中央に面して始めるものもありますのでアライメントに注意して覚えるようにします。

アペルをして前進するものと、いきなり前進するものがあり、間違えやすいので注意します。

フットワークはトォやフラットだけでなくヒールから前進するステップもたくさんあります。

プロムナードの第一歩などのアペルはフラットで強く下ろす動作をし、フォーラウェイリバースの第二歩はフラットで床を押しながら少しスリップさせる動作であって、フラットとヒールの違いをはっきりと知る必要があります。

リードすること

社交ダンス、競技ダンスのなかでリーダーがパートナーに対して動く方向や回転、タイミングなどを伝えることをリードといいます。

腕の力だけでリードしようとするとパートナーの姿勢や動きを崩したり邪魔したりしてしまいますのでパートナーのフォローを感じながら繊細に、的確に、柔軟にリードをしたいものです。

力だけでリードするのは避けましょう。

パソドブレの組み方

組み方は身体を垂直にし、頭を起こしてクローズドポジションでは離れてたちます。

つないだ手(男性の左手と女性の右手)は他のダンスよりも高く、目の高さから頭の高さ、ときにはもっと高いポジションにおくこともあります。

プロムナードになると、つないだ手は胸の高さくらいまでさがりますし、シャッセなどでは、手が下に下げられます。

フィガーによって手の使い方にも気を配るようにしましょう。

ボディの動き、丸める、反る

ボディの動きを高めるには・・・丸めること、反ることが不可欠です。

胴体が丸くなるとき、横から見るとCの字のようにたわむ。
反るときは丸くなった背骨が少しづつもとへと戻り、首の骨が背骨からまっすぐに伸びていきながら、胸が広がった感じになります。

このとき背骨が動き、その動きが背骨に伝わるのだが、丸めるときは背骨が後ろに回転する。

骨盤が後ろに回転すると骨盤内の筋肉が縮む。
丸める、反るの動きの質を高めれば、腰から下腹部、腰から臀部にかけての筋肉がよく動くようになるため、そこに連動している腿が楽に動けるようになる。
当然、歩く、走るという動作が以前よりぐっと楽になり、山道、坂、階段の昇り降りでは、もっとそれが実現できる。

脚といえばサッカーですが、南米、ユーゴやクロアチアの選手の多くは丸める、反るの動きを上手に使っています。

たとえばトラップでボールの勢いをとめるには丸める、反るのうまさが不可欠です。

タンゴのCBMPの練習

タオルを両手で持って右手の手首は上から下側にバイクのスロットルを回すようにして、左手首は手前に回しながらタオルを絞るようなかたちをとりましょう。

その絞りをボディから腰、ひざ、足首まで感じながら少し引き合うようなテンションをとりつつ前進していきます。

前にパートナーがいた状態ならなおさらお互いに絞りをキープさせつつ引き合いながらウォークしてみましょう。

CBMPを感じながら歩く練習ができると思います。

あくまで腕ではなく内臓の部分に絞りを感じてください。

タンゴの特性

タンゴは他のムービングダンスと異なっているところがたくさんあります。

たとえばライズ&フォールがないことや足のそろえ方、ホールドの違いなどです。
とくに初心者のかたはCBMPに踊っていないことです。

男性は壁斜めに向き、右足を少し後ろにして立ってください。
次にからだを左と右にひざからまわしてみます。足首とひざを柔らかく使えば、約45度はまわせるはずです。

プログレッシブリンクを踊るときもっとも大切な動作がこれです。

カウント1で左にひざをまわします。そしてカウント2で元の位置までひざを戻します。男性は通常、壁斜めに面していますが、上級者の中には、リンクで男性が上体を壁近くまで戻す人もいます。
そしてプロムナードの第3歩の左足をとるとき、再びひざから上体を左にまわすのです。

大切なことは、ホールドや肩をまわすのではなく、ひざからまわすことです。

スピンの練習、スタンダード

スピンの連続を練習するときはコーナーをまわるようにアンダーターンで踊り、できるようになってから、LODに沿って踊れるように練習します。

たくさん回転しようとすると、どうしても肩をまわそうとしますが、ひざや腰を十分に使って回転するようにします。

女性は左足を大きく前にスイングして自分で踊ることです。男性にくっついて踊ってはスピンは踊れません。

良い表現力、スタンダード

音楽に乗って動いていないとダンスとはいえません。

上級者の方がワルツで231とか、タンゴで21とか踊ったりはしないでしょう。

ここでいう音楽とはカウントをとって正確に踊るということだけではなく

いかに音楽を表現するかということも含んでいます。そのうえ各種目の特性も表現することが要求されます。

ワルツではいかに優雅に、タンゴでは力強く、クイックステップでは軽快に、そして明るく踊るかなどです。